ビルメンの日常対応とは?よくある設備トラブルまとめ

ビルメンに転職を考えている未経験者向けの記事です。設備トラブルについて詳しい内容を書くわけではなく、あくまで「ビルメンは普段どんなことをやっているか」のイメージを掴んでいただくのが目的です。

「楽な仕事」と言われがちなビルメンですが、設備トラブルの時にはある程度自分で対応できる力が必要になってきます。最終的には業者に頼ることになるとしても、簡易的な一次対応くらいはできなければいけませんし、業者を呼ぶまでもないことは自分たちで直すことになります。

‥とはいっても、家庭のDIYの延長くらいのものも多いですし、先輩方も教えてくれますので、身構える必要はありませんけどね。

主な設備トラブル

①電気設備

断球

球切れ。管球交換。‥これを設備トラブルに含めていいものかは迷う所ですが、ビルメン業務において圧倒的割合を占めていますので、入れないわけにはいきません。

難しい仕事ではありませんが、なめていると危ないです。商業店舗の球なんかは結構変わった種類もありますし、高天井の場所は高い脚立を使いますのでいわゆる「高所作業」の仲間になったりします。さらに、客先の商品を汚しでもしたら大問題!意外と神経使いますよ。

安定器不良

日常的にやる仕事としては前述のように「管球交換」と呼ばれる、蛍光灯などの交換をする業務ですが、この交換をしたときに点灯しない場合があります。これは、断定はできませんが多くの場合安定器の不良です。

もしくは、「変な音がする」というパターンで安定器不良に気づくときもあります。

大体安定器自体に接続方法が書いてあったりしますし、安定器交換自体は難しい作業ではありませんが、できれば2種電工に受かるレベルの技能は持っていたほうが良いです(資格としては不要な場合が多いですが)。

漏電

意外と多いのが漏電。特に、水回りが多い飲食店などが入っているビルでは、これが結構多発します。どこの店舗か断定できない状況の時は、まずは飲食店舗を疑うのが早いです。

放っておけば感電の危険もありますし、最悪漏電による火災も考えられます。漏電の元となった設備は確実に特定し、客先へ十分危険性を説明しておく必要があります。

危険性を説明しておかなければ、客先も「まあ、大丈夫でしょ」と思い放置することもあるので、勝手に設備を再使用して再度漏電が起きてしまいます。コミュニケーションスキルとまではいいませんが、この辺は多少上手くやらないといけない部分です。

②衛生設備

詰まり対応

トイレや洗面台の詰まり対応が結構多いです。トイレは小便器の詰まりと、大便器の詰まりがあります。

詰まりがひどい時は奥の配管までワイヤーを伸ばして詰まりを貫通する、いわゆる「カンツール」的なものを使用することもありますが、基本はラバーカップ(スッポン)での対応で十分間に合います。

難しい仕事ではありませんが、場合によっては「便器を一度取り外す」なんて大事にもなることもあるので、甘く見てはいけません。

漏水対応

詰まりと同じく多いのが漏水。トイレや洗面台のこともありますし、空調設備の排水詰まりが原因なんてこともあります。

改修の予算や期間が取れない場合、しばらくバケツで受けておいて毎度交換する、なんて地味に面倒な作業をしなくてはいけない場合もあります。ちょっとした部品交換とかであっさり直る場合も多いですけどね。

水が止まらない

設備が古いと多くなるのが、水が止まらないという状況。洗面台とかだと、センサーが汚れているだけ、なんてケースもありますが、大抵は部品交換が必要になります。

衛生設備は意外とシビアなことが多く、しっかり交換したつもりが復旧しない‥なんて場面に遭遇することも。この辺は先輩に相談しつつ、場数を踏むことが大事です。

他の設備トラブルはそんなにない

電気と衛生だけ?と思うかもしれませんが、頻度が特に高いトラブルは大まかにはこれくらいです。他はまあ、イレギュラーな設備不具合だと思っておけばよいかもしれません。

空調に関しては、「熱い、寒い」「風が強い、弱い」といったものの割合の方が多め。

特に電気と衛生に関してはビルメン自身で対応している部分も多いですので、電気もしくは衛生に強ければ、特に優遇してくれるはずです。

もちろん、熱源・空調に関しても機器不具合などは起こりますので、的確な判断・業者指示ができる人材は貴重です。空調業者出身の人なんかは結構ブラックも多いですし、ビルメンに流れてくる人も少なくはありません。

基本業務はそのうち覚える

1年に1回あるかないかのような設備トラブルもあります。しかし、初めのうちはそういったものにまで対応できるようになる必要はありません。それこそ業者を頼るような場面ですし、最低限の連絡と指示ができれば十分な場面も多いです。

基本業務は習得しておかないといけませんが、数をこなしていくうちに覚えていきます。新卒などの若手はものすごいスピードで成長していきますが、焦ることなく自分のペースで学んでいきましょう。

「楽できる」ことが最大の長所のビルメンなのに、無理することなんてありません。そのうち覚える、くらいの気構えで十分です。

良い先輩に恵まれるかどうかは現場次第ですし運も絡みますが、大抵の人は教え好きです。戦力が育てば自分も楽できるわけで、惜しみなく教えてくれるはずですよ!

簡単な仕事ばかりではありませんが、日常業務を覚えてしまえば、ビルメンは噂通り楽な仕事だと思います。そして、長くビルメンをやることになれば、基本業務はそのうち覚えていきます。

もしビルメンに魅力を感じるならば、早いうちに飛び込んでおくとより楽ができるかもしれませんね。

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