消防設備士の講習は受けなくても良い?違反点数と資格停止条件

ビルメンに転職を目指す方にとって、ビルメン4点セットと同じくオススメされやすいのが消防設備士。オーナーはもちろん、テナントやビルマネ側にとっても防災は重要な位置を占めることが多く、ビルメン側としても設備員だけでなく警備員との連携も必要な重要設備です。
しかし、消防設備士を取っては見たものの、「これって講習あるじゃん‥!」と思った方は多いはず。資格取得後、最初の4月1日から数えて2年間の期間中に講習を受講する必要があります(再講習は最初の4月1日から数えて5年間)。
とはいえ、常駐ビルメンに関しては自前で法定の定期点検を行うことはほぼなく、せいぜい防火管理業務の補助である防火管理技能者としての仕事や、自衛消防隊としての仕事がメインになります。消防設備士の講習って、受ける必要はあるのでしょうか‥?

結論から言えば、受けなくても良い

実は、大きな声で言うことではないのですが、受けなくても資格が取り消しになったりはしません。各講習の類ごとに違反点数が定められており、それぞれ20点以上点数が溜まったらNG。しかし、この点数は過去3年間のものだけを参照される上、消防から違反を確認された時点で発生するもの。しかも、「各講習の類ごと」なので、一度も講習を受けていない状態でも、最大で3回の違反指摘の15点しか発生しません(1回5点)。特殊・消火・避難・警報はそれぞれ別枠での加算なので、全類持っていても大丈夫です。
同じ消防系資格である危険物取扱者が「実務に従事していない場合は講習の必要なし」であることから考えても、講習は必須ではないと考えても良いでしょう。

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もちろん積極的に受けても良い

「受けなくても良い」と言っておきながらなんですが、私自身は今まで講習は受講しています。講師の当たり外れはありますが、新たな知識を得る機会もあるので、損はしません。特に、実務経験が少ないうちは勉強にはなります。ベテランの方々の中には寝ている人もいますけどね‥。
会社によっては講習の受講を推奨しているので、一応確認しておきましょう。仮に未受講の期間が長くとも、講習を受け直すこと自体に問題はありません。
面倒ではありますが、受講を推奨している会社は、休日扱いにしてくれますし、講習代や交通費もきっちり出ます。
難点は通勤ラッシュの時間帯に普通に会場に行かなければならないのと(早く行っても入れない)、帰宅ラッシュの時間帯まで解放されないこと。それ以外は、仕事するよりかは確実に楽でしょう。
消防設備士の知識は、業者による消防点検での指摘を理解しやすくなったり、逆に業者に突っ込んだ指摘をしやすくなったりしますので、法令の改正を講習でしっかり身に着けておくのは利点になり得ます。面倒がらず、受けてみるのも悪くはないと思いますよ。

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