簿記より有利!?建設業経理士について

簿記関連資格として、建設業経理士があります。建設業に関わる公共事業の入札に使われる「経営事項審査」に加点される資格で、有名どころの日商簿記よりも優遇する会社も存在しています。

どんな資格?

建設業振興基金が開催している検定試験。下位資格には建設業経理事務士(3級・4級)があり、上位資格の建設業経理士(1級・2級)に関してのみ、「経営事項審査」に加点があります。
加点される点数は、資格者数によって2~10点と決して多くはありませんが、1級であれば公認会計士の人数と同等に扱われるので、結構お得な資格となっています。建設業の許可を持っている会社に転職する場合、この資格は簿記よりも評価してもらえます。

オススメ参考書・問題集

「簿記なんてまったくわからない!」という人は、TACのスッキリわかるシリーズがオススメ。いきなり1級を受けるよりは、2級から勉強するほうが確実でしょう。
多少の予備知識がある人は、通称「パタ解き」、出題パターンと解き方過去問題集がオススメ。ある程度出題のパターンは決まっていますので、詳細に分析・対策がされているこの本1冊で十分合格できるようになっています。
2級の勉強時間は、全くの予備知識なしならスッキリわかる2周+パタ解き2周くらいで100時間くらいでしょうか。貧乏生活をしていて、お金の計算を日常的に行っている人は、結構「この考え方、普段やってる!」と思う所が多く、通常より有利です。そういう人は予備知識なしでも、パタ解き2周のみの40~50時間といったところでしょう。

簿記との関連性

2級建設業経理士は日商簿記3級を少し難しくした程度。1級建設業経理士は日商簿記2級を少し難しくした程度です。日商簿記3級で十分履歴書に書ける資格とされていますので、2級建設業経理士でも自信をもって履歴書に書いて良いです。
1級建設業経理士まで勉強すれば、貨幣の時間価値の考え方や、企業の決算評価・財務分析、株や金融商品の関連知識などが身に付き、一般常識として知っておいて損はありません。仕事でも、管理職クラスになればお金の管理に関わってきますので、資格で体系的に知識を補強するのは有効な方法です。
とはいえ、あくまで「建設業」の社員が主に使う資格。建設業許可を持っていない会社であれば、当然簿記の方が評価が高いでしょう。転職希望先に工事部門があるかないか、建設業許可は持っているかどうかはチェックしておきましょう。

その他の関連資格

ちなみに、お金に関する知識は、情報関連資格の「基本情報技術者」「応用情報技術者」や、不動産管理関連資格の「管理業務主任者」「マンション管理士」「宅地建物取引士」「ビル経営管理士」、総務関連資格の「認定ファシリティーマネージャー」等の資格でも習得できます。
むしろ、簿記3級レベルより高度な知識を求められることもあります。簿記系の資格の方が知識の証明としてはわかりやすいですが、これら関連資格の取得によって知識の補強を図るのも一つの方法ではありますね。

関連記事

IT知識の強化に!基本情報技術者について

IT知識のさらなる強化に!応用情報技術者について

資格と言えばコレ!宅地建物取引士について

マンション管理に必須!管理業務主任者について

合格率一桁!マンション管理士について

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です