電気主任技術者の業務内容とは?

電験を持っていれば高確率で条件の良い会社に転職が可能です。しかし、ビルメンへの転職を目指す方は、ビルメン未経験という人の方が多いのではないでしょうか。
そこで、ビルメンにおける「電気主任技術者の仕事内容」について、簡単にまとめたいと思います。

1.法令・保安規定の遵守

法令の遵守というと堅苦しいですが、主に点検・整備をしっかりと行いましょう、ということです。ビルメンで行う点検に関しては、日常点検・月例点検・年次点検等が主なものです。
電気主任の一番の仕事は、「停電作業」「休館日」などと呼ばれる年次点検の準備・指揮です。なかでも、年次点検の準備が電気主任の仕事の大半を占めますので、前任者や代務者と相談しながらしっかりと進めていく必要があります。
一動作ごとにチェックリストを設けたものがあるとミスを防げます。手順通り行うために、当日の予定変更は原則禁止されるのが普通です。このようなチェックリストは毎年若干ずつ修正されることも多いですが、大枠は前任者がすでに作っているはずですので、しっかり引継ぎを受けましょう。
他には、電気設備の日常点検・月例点検に関して、異常があった場合に修理指示等を行います。日常点検・月例点検は電気主任自身でもやることはありますが、多くは他のメンバーで行います。月例点検分の不具合は、主に年次点検時に対応することになります。日常点検に関しては、異常が出ることは滅多にありませんので、主に印鑑を押すのが電気主任のお仕事です!

2.電気工事の監督

テナント入退去や改装などの際、電気工事が発生します。この工事に対して、「安全面」と「技術基準面」においての指導・監督を行います。施工管理経験者であれば抵抗はないかと思います。
商業施設ではテナントの入れ替わりが激しいので、工事監督の仕事も意外と多くなります。逆に、オフィスビルでは少なめですね。

3.電気保安教育

電気主任は電気について教える側の立場です。同じビルに勤める同僚に対して、電気保安に関しての知識・技能を教育する必要があります。
とはいっても、訓練等、教育の方法はすでに整備されている場合がほとんどですし、あまり身構える必要はありません。むしろ、新任の頃は先輩方に色々教えて頂きましょう。

4.事故対応

事故・その他異常時においては、電気主任技術者の判断が必要とされています。場合によっては、休日・夜間に呼び出されることもありますが、頻繁に起こることではありませんので、過剰な心配は要りません。
電気主任の評価は、この事故対応次第といっても過言ではありません。一歩間違えば多大な損失となるところを最小限に留めれば、客先の評価が上がるだけでなく、会社全体の信頼向上にもつながります。

5.測定器具類・書類の管理

電気関連の図面、書類を整備しておく必要があります。結線図・系統図・配線図・主要機器関係図・設計図・仕様書・取扱説明書等。もちろん、毎日の日常点検分の点検票も保管しておく必要があります。
また、測定器具類が正常に動作するかもしっかりと管理する必要があります。その他、必要な器具の更新・整備も必要です。
事務的なお仕事であり、必ずしも電気主任自身で行う必要はありませんが、電気主任の職務として含まれていることを意識しておきましょう。

一人で抱え込まない

さて、電気主任技術者の仕事内容を5点挙げましたが、イメージはできたでしょうか。私自身、まだまだ経験が浅いので詳細は今後書いていく予定です。
電気主任は責任ある立場なので、新たに選任されるのを嫌がる方もいますが、先輩方もしっかりフォローしてくれます。むしろ、初めは一人で抱え込まず相談するのが事故を防ぐ手段だと思います。
ビルメンに転職を考えている方、電験持ちなら間違いなく有利です。選任を怖がらず、飛び込んでみましょう!

参考図書

中部電気保安協会から、全5巻出ている本です。電験の勉強にはなりませんが、余裕があれば一読してみましょう。

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