【合格体験記】消防設備士特類に合格した時の話

消防設備士には「甲特類」という類が存在します。これは全ての消防設備の工事・点検ができるという資格ではないため、危険物取扱者の甲種と違い取得するメリットはさほどないのですが、私の前の会社は消防設備士の取得を推奨していたため、受験することになりました。
やはり、消防設備士の頂点ともいえる資格、他の類を全て揃えてからの受験です。

1回目の受験

実は、一回落ちています。特類は他の類で苦戦させられてきた「実技試験」が存在しないため、むしろ簡単だという意識がどこかであったのです。
そして、特類ともなるとあまり参考書や問題集が存在しておらず、ネット上の合格体験記などから情報を集めるしかない状態。1回目の受験ではこれらの情報収集すらあまり行わなかったため、出題範囲が1~5類から多く出るということを知らず、散々な結果でした。まあ、他類の受験時に完璧に理解できていれば良いだけの話ではあるんですが。。。この時の勉強時間は70~80時間程。特類専用の参考書と問題集をそれぞれ2~3周するくらいの感じでした。
ちなみに、参考書や問題集は別記事で紹介しています。

消防設備士甲特類

2回目の受験

一度受験したことで、出題の傾向やどの程度の深さのことが問われるかを体感しました。筆記のみということもあり、他類に比べてそれなりに深いことまで要求されています。ちょっとひねられた問題も多い。
そこで、一から体系的に勉強しなおすため、「建築消防」という本を利用するのが最適であろうと考えました。電気工事会社時代に持っていた本です。当時は読むのは大変!とか思っていましたが、資格の勉強と思い読んでみると意外とスラスラ読め、充実した内容であったことに気づかされます。当時読んどけば仕事に役立ったのに。。。試験用に1周読み、あとは辞書のような使い方をするという感じで勉強していきました。
また、別記事でも紹介していますが「建物と火災」という本からそのままの文言で出題されたものもあります。一度読んでおくと点数の底上げになるでしょう。私はこちらを2周読みました。
そして一番大事なのが他の類(甲1~5類)の復習。多くの人は、短期間でまとめて取得する資格ではないと思います。数年前に受験した類もあるはず。しっかり復習しておかないと忘れています。以前に使ったであろう参考書兼問題集1冊で十分ですが、不安であれば2冊ずつくらいで対応するとベストです。
結果的には2回目の受験で無事に合格はしましたが、勉強時間としては、1回目の勉強と合計して200時間以上はかかりました。時間だけで言えば、結構大変な部類の資格になります。

取得するべき資格なのか

特類は、講習は他の類とは別です。つまり、全類揃えると4回分の講習に行く必要があります。
もちろん、うまく講習をずらして1年ごとにひとつ、とかのタイミングにしてしまえば、講習未受講で免状返納とかにはなりません。しかし、まとめて講習がある場合、3年以内にー20点とかになるはずなので、ちょっと不安です。忙しくて講習に行けないという人は、無理に取得するべき資格ではないのかもしれません。
私の場合は、社費で講習代は出るし、講習は出勤扱いなのでむしろ進んで取った部類ですが‥。一応、普段情報収集をしない人にとっては最新法規の勉強にもなりますしね。
危険物取扱者と同じく、「毎年一つずつ資格を取る」という用途に使用されがちな資格かとは思いますが、特類は消防設備士の親玉みたいな資格です。決して、簡単には合格できません。受験する際には、しっかり準備しておきましょう!

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