IT知識のさらなる強化に!応用情報技術者について

応用情報技術者は、略称AP。情報処理技術者試験のレベルでは、「レベル3」に相当します。
さらに上位の「レベル4」の前哨戦。一般には基本情報技術者の取得後、次の段階として目指す資格です。

どんな人が受ける試験?

学生の受験者が多めである基本情報技術者に対して、社会人の受験が多めになってきます。仕事で情報系知識を扱うプログラマ等であれば、さほど勉強は必要ありませんが、一般の人は結構な勉強量が必要です。通常、受験者は基本情報技術者を取得済みの方が多いです。

勉強方法は?

下位資格の基本情報の取得はもちろん、若干とはいえ関連がある工事担任者やその上位資格の電気通信主任技術者を先に取得しておくのも有効です。
関連資格を取得済みであれば、基本情報技術者と同じく午前本1冊と午後本1冊で合格可能。午前問題はやはり過去問の流用があるし、午後問題は選択問題であるため苦手な問題は避けることができます。得意問題だけ集中して勉強しておけば、比較的楽に合格することができるはず。
とはいえ範囲は広いですし、基本情報以上の勉強時間が必要になると思っていて間違いないです。

幅広いIT知識が身に付く!

基本的には情報系の技術知識が必要ですが、マネジメントや経営戦略など、ITに関連する幅広い知識が求められ、情報関連以外の職にも役立つ内容です。
もちろん、ビルメンが取得しても評価してくれる会社も存在しています。

高度試験の科目免除にも使える!

合格の日から2年間、高度情報処理技術者試験の午前の科目免除を受けることが可能。
高度試験が専門的な内容であるのに対し、応用情報はIT全般の幅広い知識が必要とされるため、知識の習得という面でも

基本情報→応用情報→高度試験

と段階を踏んでいくべきです。

IT知識の「応用力」の証明になる!

応用情報は、資格名に「応用」とついていることから、履歴書の見栄えはよくなります。
情報関連職以外でも、一般的なITスキル以上である、ということの証明になりますので一応有利になります。
また、社内で情報関連業務の新規担当者を探す場合、やはり資格が目安になりますし、資格の取得により配置換えもあり得ます。
ビルメンでは所持者が少ないですが、逆に言えば強みにもなる資格です。難易度は決して低くないですが、関連資格を取得し基礎を固めたら取得を考えても良いかもしれません。

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基本情報技術者、略称FEは、情報処理技術者試験の一区分。レベル1~4のうち、「レベル2」に相当する資格となっています。

どんな人が受ける試験?

主に情報系学科の学生やプログラマの方に人気の試験で、プログラムの問題も出題されています。
しかし、一般の人にも有用な試験です。マネジメント系・ストラテジ系といった、経営戦略も含むような内容がこの試験で勉強できるからです。
もちろん、情報の基礎理論やネットワークについての知識も要求され、工事担任者試験と共通する項目もあります。

関連資格について

上位資格に「レベル3」の応用情報技術者や、さらに上位に「レベル4」の高度試験がありますので、そこまで目指す場合、この資格は大事です。
別方面の資格として、電気通信の資格の工事担任者や電気通信主任技術者があります。ビルメンが目指していくのは、どちらかといえばこちらの方ですね。
共通する部分が多いとまでは言えませんが、少なくとも所持していないよりは有利に勉強が進められるはずですので、先に工事担任者の方を取っておくのもアリです。

午前本・午後本は別途購入しよう!

基本情報は午前試験と午後試験があります。午前試験はマークシート方式で過去問からの出題が多く対策は容易。
午後試験はセキュリティやプログラム等、必須問題と選択問題があり、選択問題では表計算も選べるなどプログラマや情報系学生以外の方への配慮もされています。
基本は、午前対策本と午後対策本を分けて購入しておくのが良いでしょう。

苦手意識をなくそう!

「基本」というだけあって、理論的な基礎部分を学ぶことができます。情報系ってなんかとっつきにくい……と思っている人こそ受けてほしいです。合格する頃には、苦手意識はなくなっているはずです。

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弱電設備は、主に外線・内線の電話回線とインターネット等の通信回線があります。
これらの設備の接続・配線工事を行うのが、電気通信の「工事担任者」です。略して工担とも呼ばれますが、何の資格かわかりづらいため、人に説明するときには「電話の」とか、「電気通信の」とかを頭につけるのが普通。

試験種別について

AI第1~3種、DD第1~3種、AI・DD総合種があります。AI(アナログ)は電話回線、DD(デジタル)はネット回線と思っておけば大丈夫です。
回線数や通信速度によって第1種~第3種まで種別が分かれています。総合種は全ての設備を扱えるので、いきなりこちらから取っても良いです。AI第1種とDD第1種を持っていれば申請で総合種を入手可能。
それぞれ第3種から順番にとって合格お祝い金で稼ぐ、という人もいます。

情報処理資格とも関連アリ

通信系の資格ですが、情報処理資格の「基本情報技術者」も多少関連があります。
基礎的な理論は共通しているため、並行して勉強するのも良いかもしれません。
工担は5月と11月に試験があり、基本情報は4月と10月に試験なので、ちょうど似た時期に勉強しやすいです。

科目合格制度がある

「基礎」「技術」「法規」の3科目です。電気通信主任技術者を先に取得済みなら「基礎」と「法規」が免除されますが、一般的には工担を先に受験する感じですね。
解答はマークシート方式で、科目合格制度がある上、試験は年2回、比較的取得しやすい資格になります。
上位資格の電気通信主任技術者の取得まで目指していく場合は、参考書からしっかり勉強しましょう。過去問の反復でも、合格自体は可能です。

弱電の知識付けに!

弱電設備の基礎となる資格ですので、できれば持っておきたい資格です。電工・電験と取得して強電は得意でも弱電はサッパリ、とはなりたくない所。
電気を強みとしたい方は、知識強化としてこの資格は有効になります。ぜひ取得しておきましょう!

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電気・通信系の資格として、電気通信主任技術者があります。
電気通信の「工事担任者」の上位資格にあたりますが、完全上位というわけではなく、「電気工事士」と「電気主任技術者」の関係性に似ています。

ビルメンに必要?

資格自体は、ビルメンとしては滅多に使わないです。求人募集もあまりなく、主任技術者の選任が必要な現場では大抵自社で資格者を確保しているものと思われます。
電気通信の監理技術者になるための実務経験が短縮されるという利点もありますが、そもそも弱電系の専門業者でないと電気通信の実務経験は積みにくいです。
あとはこの資格の所持で関連分野の大学院へ入りやすかったりするようですが……社会人には関係のない話ですね。

取得にメリットはある?

しかし、弱電設備の知識向上という点では、かなり有用な資格です。
もちろん、前提として電気通信の「工事担任者」や、情報系資格の「基本情報技術者」などを取得してから挑むべきです。
そうでないと理解に時間がかかり、結果的に遠回りになります。
強電関連の電気工事士や電験は取得していても弱電関係は結構弱い、という人もたまにいますので、資格で知識を補強するのは有効です。

無線系資格を目指す足掛かりとしても有用ではあります。強電と弱電を極めるというロマンの世界ですね。試験種別として伝送交換と線路の2種類がありますが、無線系資格の科目免除用として使用したいならば、伝送交換一択になります。
陸上無線技士や総合無線通信士まで目指している場合、この資格の取得は大いに武器になります。ちなみに、免除される科目は「無線工学の基礎」と「無線工学A」です。1陸技を取得するなら、約半分の内容が免除できます。

勉強方法は基本の「過去問反復」

試験勉強としては、前述の通り「工事担任者」と「基本情報技術者」を先に取得しておくのが基本です。
その上で、過去問を2~3周じっくりやっていけば、自然と得点できるようになります。
結構、類似問題は出ています。ただし、類似問題だと気づくためには事前知識がいるという感じ。
どの資格にも言える事ですが基本からきっちり積み上げていくことが、合格への近道です。
急がば回れ!頑張りましょう。

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